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drawing

先日、曙橋に用事があり歩いていたら、見覚えのあるフレッシュネスバーガーが。

クラスが始まる前にここでよく友達とお茶してた。

この角を曲がったらセツモードセミナー。もう懐かしくて足が勝手に当時の道を辿っていました。そうそう、この急な坂。見上げると当時のことが鮮明に蘇ってきました。やっぱりここだけ別世界。校舎の中には入らなかったのだけど、私の頭の中では当時の様子が浮かび、教室でモデルを囲んでデッサンしている風景がみえていました。休憩時間に中庭の葡萄の木の下(葡萄だったかは確かではないw何かの蔓の下)で、ペチャクチャ話すのも楽しかったなー。

ここに通うまでは、わりとゆっくりと丁寧にデッサンしていた私。被写体をみて手元をみて、消して、直して。

でも、手が動くままに描くということを教えてくれたのは、この場所でした。

描いた完成形よりも、描く愉しさ!

以前より格段に伸びやかに、描けるようになっていきました。

モデルをよくみて、いろんな角度から描くと、同じ人でも顔の見え方や、身体の長さなどが違ってみえる。それって今の私に、とても役に立っている。

それと、セツモードセミナーでは缶ジュースやペットボトルの持ち込みは禁止でした。品がないからという理由。その代わり淹れたてのコーヒーをカップで頂けました。空間が素敵でした。心地の良いものを知ることもできました。

そんなところもこんなところも、大好きであり通って良かったな〜と改めて感じた時間でした。おでこの裏っ側が、くすぐったいようなwなんとも、懐かしく、当時の自分を愛おしく思いました。

セツモードセミナーは2017年4月で閉校となったそうです。

私は、偶々、4月の終わりに学校に会うことができました。懐かしくてインスタなどで検索したら「閉校」という文字が。ショックでしたが、長い間ご苦労様ですと思いました。卒業してから1度も行ってなかったのに、偶然行けたのはラッキーでした。呼ばれましたね〜。

素敵な場所でした。ありがとうございます!

大原の写生会もたのしかったなー。

追伸: いま、セツのホームページを検索してみたら、

「A Dieu. さよなら」

の文字だけ!

なんか粋で、セツらしく、夜中にひとりでニンマリ。


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